admin: 2014年1月アーカイブ

FA向けアルミ製機器製品および機械装置の設計開発、製造、販売会社であるSUS株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長:石田保夫 www.sus.co.jp)は、ふくしま産業復興企業立地補助金の交付を受け、2012年9月より進めてきた福島事業所(福島県須賀川市)の生産設備拡張を完了いたしました。

押出能力4000tの大型押出機の導入 〔押出工場内〕
2005年より稼働している押出能力2350tの押出機との2機体制とすることで、故障など不測の事態に備えるとともに、これまで平均400t/月だった生産量を約2倍の800t/月に引き上げます。また、大型フレームの生産が可能になり、太陽光発電パネル用架台や建築分野におけるアルミ製品事業の拡充を図るほか、さらなる需要に対応していきます。

新加工工場の建設
押出工場、アルマイト工場、組立工場に次ぐ4番目の工場として、加工専用の新工場を建設しました。これまで押出工場内に設置されていたアルミフレームの切断・加工設備を新工場に移設し、自動倉庫、長尺切断機、NC加工機、デジタルピッキングシステムなどを追加導入、加工能力、作業効率を高めています。なお、加工設備の集約化と生産能力の増加に伴い、組立工場も拡張いたしました。

ED(Electro Deposition Coating/電着塗装)槽の新設 〔アルマイト工場内〕
これまでのアルマイトラインに加え、より耐候性を高める電着塗装を行うためのED槽と付帯設備を設置しました。

この度の拡張は、国内でのFA事業が堅調に伸びていることや、今後の海外での販路拡大に備えて実施するものです。この設備拡張に伴い2年間で47名を新規に採用して、福島県ならびに須賀川市の雇用拡大に努めてまいりました。今後も稼働状況に応じて、新たな雇用を計画していきます。

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