ecoms: 2005年9月アーカイブ

SUS(エスユウエス)株式会社(本社 静岡市 代表取締役社長:石田保夫)は、今年6 月より販売を開始した世界初のアルミ製空間システム"tsubomi(ツボミ)"を、9 月23 日(金)から10 月2 日(日)までの期間、アート丸の内実行委員会主催「東京コンペ♯2」への協力として東京丸の内の丸ビルにて初めて一般に公開・展示いたします。丸ビル1階アトリウムにアートイベント「東京コンペ♯2」の作品展示3ブースが設置されるほか、野外スペースには、大人の夢を詰め込んだ巨大な「オモチャ箱」をイメージしたもう1 つのtsubomi が展示されます。アルミの魅力を最大限ひき出せるtsubomi ならではのデザイン性と質感を生かし、大人の夢を実現した透明で巨大な「オモチャ箱」が、一夜にして突如オフィス街に姿を現します。

1メートル四方のアルミ製パネルユニットと多様な部材を組み合わせることで、様々なライフスタイルに応じた自由自在な空間創出を実現するtsubomi には、発売以来、一般の方だけでなくデザイナー、建築家、イベントプランナーといった方々から多くのお問い合わせを頂きました。このたびの一般公開は、こうしたお問い合わせの中でも特に多かった「実物を見たい」というご要望・ご期待に応えて企画・実現したものです。

SUS ではこの度の一般公開・展示を通じて、多くの皆様にtsubomi を体験していただくとともに、
アルミの持つデザイン性や利便性、汎用性といった魅力を広く一般社会に普及し、新しいライフスタイルの提案と人々の豊かな暮らしの実現をサポートしていきたいと考えております。

SUS(エスユウエス)株式会社(本社静岡市代表取締役社長:石田保夫URL: http://www.sus.co.jp ) 
は、9月2日(金)に福島県須賀川市虹の台に、建築家伊東豊雄氏設計のアルミ押出し型材
による「曲線を描くデザイン」の社員寮を完成させました。曲線的なアルミフレームを使った流線
型のフォルムは、今までのアルミ建築にはない新しいスタイルです。R13500とR5400のわずか2
種類のアルミ押出し型材によって構成されているこの建物は、構造材としてのアルミ壁パネルが
そのまま外装材を兼ねています。また壁同士、あるいは床や屋根と壁との接合部分を単純化で
きる点も大きなポイントです。個室相互がアルミパネルを隔てて隣接することを避け、南北方向
には中庭、東西方向にはパブリックスペース(談話室・トレーニングルームなど)を配置し、騒音
の問題が生じないように配慮しています。表面の開口部には木製のサッシュ、床にはフローリン
グ、個室の壁仕上げにはシナ合板、クローゼットには布を使用するなど、今までのアルミ建築に
はない木や布とのコントラストを取り入れた点も特長です。異素材との対比によって浮かび上が
るアルミのやわらかな質感と曲線によって構築される斬新な空間デザインが、アルミ建築のあり
方に新しい考えをもたらすこととなりました。