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FA向けアルミ製機器製品および機械装置の設計開発、製造、販売会社であるSUS株式会社 (本社:静岡県静岡市 代表取締役社長:石田保夫 以下、SUS)は、FAの製造現場における自動化・省力化設備(以下、システム製品)の設計・製造・販売事業を行う子会社『SUSエンジリューション株式会社』をSUSの100%出資で設立しました。6月1日より本格稼働し、初年度の売り上げは3億円を見込んでいます。
なお、社名に含まれる"エンジリューション"とは、エンジニアリング(技術力)とソリューション(お客さまの課題解決=提案力)を掛け合わせた概念で、2020年までの中期目標達成のために重要な推進力として掲げています。

FA向けアルミ製機器製品および機械装置の設計開発、製造、販売会社であるSUS株式会社(本社:静岡県静岡市 代表取締役社長:石田保夫)は、米国シカゴに100%出資の現地法人「SUS America, Inc.」を設立し、2015年3月2日より営業を開始します。

SUSでは、日系自動車メーカーが好調な北米地域をアルミプロファイル製品の成長市場と捉え、拠点設立によるサポート体制の整備を進めてきました。これまで北米地域への販売に際してはタイからの輸出で対応していましたが、現地に在庫を保有し加工設備も備えることで、納期を5分の1程度に短縮し、輸送コストも削減します。また、短納期に加えて技術スタッフが新拠点に常駐することで、よりきめ細かく顧客企業からの要望に対応していくことが可能になりました。
当社FA製品は、軽くて加工のしやすいアルミの特性を活かした生産設備合理化のサポートを特徴の1つとしています。そのため、リーン生産方式が普及している米国市場では、日系自動車メーカーだけでなく、航空機関連メーカーをはじめとする現地メーカーにも需要があると見込んでいます。さらに、メキシコにも製品を供給し、日系自動車メーカーの進出が続く同国市場の強化も図ることで、北米市場における売上高を現在の約1億8,000万円から、2020年には35億円に引き上げることを目指します。
なお、新会社「SUS America, Inc.」では、SUSの戦略的製品であるアルミパイプ構造材GF(Green Frame)シリーズの販売から開始し、来年からはアルミ構造材のSFシリーズ、将来的にはSUSのHA(ホームオートメーション)事業を象徴するecomsブランドを市場投入していく計画です。

FA向けアルミ製機器製品および機械装置の設計開発、製造、販売会社であるSUS株式会社(本社:静岡県静岡市 代表取締役社長:石田保夫)は、架台用アルミ構造材「ZF(ゼットエフ)」の発売開始を決定しました。発売日は2015年春を予定しています。
本製品は軽量で高い精度を誇り、優れた耐食性を発揮するアルミの特性を生かしつつ、鉄に迫る剛性を実現したことで、精密なロボット作業の多い半導体メーカーをはじめ、自動車メーカー から食品メーカーまで、幅広い業界での利用が想定されます。

「ZF」はアルミの特性と、お客さまとともに現場の改善活動に取り組んできた経験、そして建築用構造材の供給で培った建築構造学の知見を融合して開発した、SUSの総合力を示す製品です。
工場などの装置架台は荷重や振動による変形・たわみが大敵で、鉄製が主流でした。「ZF」では、大きな力が掛かる接合部の構造に木造建築の伝統技術"二方差し"を応用し、さらに温度差による伸縮が大きいアルミの特性を生かした製法で、剛接合を実現。また、たわみに強いフレームを追究する中、柱と梁で受け持つ力の役割が異なることに着目し、役割に合わせた断面形状としました。これらを組み合わせ、同等サイズの鉄製溶接架台に迫る高い剛性を発揮します。
アルミ本来の持つ軽さと優れた加工性から、レイアウト変更などにも対応しやすく、現場のニーズにマッチしたサイズの架台を高い精度でつくれることも大きな利点です。一般的な鉄角パイプに比べて価格や納期の面でもメリットが出ます。

本製品により、自動化設備のカバー用途など荷重の掛からない部分だけでなく、剛性を必要とする架台としてもアルミ構造材を適用できるようになることで、工場内において軽く、クリーンでエコなアルミがより多くの場面で使用できるようになります。生産現場の生産効率向上やカーボンフットプリント削減にも貢献していくことが期待されます。

FA向けアルミ製機器製品および機械装置の設計開発、製造、販売会社であるSUS株式会社 (本社:静岡県静岡市 代表取締役社長:石田保夫)は、フィリピン共和国バタンガス州タヌアン市に、FA(ファクトリーオートメーション)事業を行う子会社Standard Units Supply Philippines Corporation (以下、SUS Philippines)を設立いたしました。2013年12月19日にフィリピン経済区庁(PEZA)の 認定を取得しており、2015年1月5日より本格稼働を開始します。

設立場所はマニラ近郊の工業団地First Philippine Industrial Park(以下、FPIP)で、英語能力や 人件費の安さから、主にエレクトロニクス分野の生産拠点の新設が目立つ地域です。
この度の新会社設立により、多くの日系メーカーが集積するFPIPにアルミプロファイルの切断・ 加工設備を備え、日本人営業スタッフとエンジニアが揃った販売拠点が誕生し、現地日系メーカーを迅速かつ綿密にサポートする体制が整いました。また、PEZA取得によって税関等の手続きも  簡略化されています。

SUSでは、「世界一のアルミプロファイルメーカーとなる」という目標を掲げた事業戦略に沿って海外事業を強化しており、2013年から2020年にかけて海外売上高比率を約1割向上させることを目指しています。このたびのSUS Philippinesの稼働開始により、日系メーカーの進出が相次ぐフィリピンのFA市場に本格参入し、アジアにおける事業強化を図ります。2015年度の売上目標は1.5億円で、2016年度には2億円まで拡大させる計画です。

第62回電設工業展に出展

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FA向けアルミ製機器製品および機械装置の設計開発、製造、販売会社であるSUS株式会社 (本社:静岡県静岡市 代表取締役社長:石田保夫)は、2014年5月28日(水)~30日(金)にインテックス大阪(大阪市住之江区)にて開催される「第62回電設工業展」に出展いたします。

主な展示内容は低圧市場向け太陽光パネルのアルミ製架台です。アルミ製架台には、以下のような特徴があります。
・施工容易性 : 鉄と比べて重量が約1/3と軽く、溶接も不要で施工が容易
・高耐久性  : 耐食性に優れており、塩害地での長期使用も可能
今後、これまで主流となっていたメガソーラーなどの大規模案件に替わり、市場の伸びが見込まれている低圧(中小規模)案件の設置事業において電設事業者様の新規参入増加が予想されています。本展示会では、パネルメーカー・設置角度・サイズなど設置条件に応じて架台を簡単に選べるようパッケージ化し、さらにコストダウンを実現した製品を展示します。
皆様のご来場をお待ちしています。(SUSブース インテックス大阪4号館 小間番号:4-06)

FA向けアルミ製機器製品および機械装置の設計開発、製造、販売会社であるSUS株式会社 (本社:静岡県静岡市 代表取締役社長:石田保夫)は、インド共和国タミル・ナドゥ州チェンナイ市にFA(ファクトリーオートメーション)事業を行う孫会社Standard Units Supply (India) Private Limited(以下、SUS India)を設立いたしました。SUS Indiaは、シンガポール子会社SUS (Singapore) Pte. Ltd.の子会社で、6月より販売を開始する予定です。

FA向けアルミ製機器製品および機械装置の設計開発、製造、販売会社であるSUS株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長:石田保夫 www.sus.co.jp)は、ふくしま産業復興企業立地補助金の交付を受け、2012年9月より進めてきた福島事業所(福島県須賀川市)の生産設備拡張を完了いたしました。

押出能力4000tの大型押出機の導入 〔押出工場内〕
2005年より稼働している押出能力2350tの押出機との2機体制とすることで、故障など不測の事態に備えるとともに、これまで平均400t/月だった生産量を約2倍の800t/月に引き上げます。また、大型フレームの生産が可能になり、太陽光発電パネル用架台や建築分野におけるアルミ製品事業の拡充を図るほか、さらなる需要に対応していきます。

新加工工場の建設
押出工場、アルマイト工場、組立工場に次ぐ4番目の工場として、加工専用の新工場を建設しました。これまで押出工場内に設置されていたアルミフレームの切断・加工設備を新工場に移設し、自動倉庫、長尺切断機、NC加工機、デジタルピッキングシステムなどを追加導入、加工能力、作業効率を高めています。なお、加工設備の集約化と生産能力の増加に伴い、組立工場も拡張いたしました。

ED(Electro Deposition Coating/電着塗装)槽の新設 〔アルマイト工場内〕
これまでのアルマイトラインに加え、より耐候性を高める電着塗装を行うためのED槽と付帯設備を設置しました。

この度の拡張は、国内でのFA事業が堅調に伸びていることや、今後の海外での販路拡大に備えて実施するものです。この設備拡張に伴い2年間で47名を新規に採用して、福島県ならびに須賀川市の雇用拡大に努めてまいりました。今後も稼働状況に応じて、新たな雇用を計画していきます。

FA向けアルミ製機器製品および機械装置の設計開発、製造、販売会社であるSUS株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長:石田保夫 www.sus.co.jp)は、9月10日(火)から12日(木)まで米国シカゴ (McCormick Place Lakeside)にて開かれるオートメーション技術展『ATX Midwest 2013』(主催:UBM Canon www.canontradeshows.com/expo/atxmw13/)に出展いたします。

『ATX Midwest 2013』は、自動組立機器や工業用ロボットが数多く展示される、米国中西部最大級のオートメーション技術展です。SUSにとって同技術展への出展は今回が初めてで、会場ではSUSの戦略的商品であるアルミパイプ構造材GF (Green Frame)シリーズを使った設備を展示いたします。GFシリーズは軽量で美観性に優れ、アルミ押出材の特性を生かした断面形状とGF独自の締結システムにより、組立がより簡単にできることから、作業台やラック、シューターなど、生産現場の効率化を図るあらゆるアイテムへの利用が拡大しています。近年は、動力をほとんど用いず、モノの重力やテコの原理、ゼンマイ、カム、滑車などを応用した「からくり改善」の構造材としても広く使われるようになっています。また、耐食性・耐久性が高く、リユース性に優れるのもアルミパイプ構造材の特長です。

SUSは現在、国内をはじめアジア圏を中心に事業を展開しています。米国では現在一部の地域でパートナー企業を通じて販売はしているものの、本格的なマーケティング活動は行っていませんでした。『ATX Midwest 2013』でのGFシリーズ紹介を皮切りに、SUSはリーン生産方式が普及している米国市場でアルミ製品の有用性を訴求していきます。

FA向けアルミ製機器製品および機械装置の設計開発、製造、販売会社であるSUS株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長:石田保夫 www.sus.co.jp)は、当社福島事業所(福島県須賀川市)の拡張を進めており、年内にアルミ押出生産能力を約2倍とする予定です。4月1日(月)には、今年1月末に事業所内に完成した加工新工場(延床面積3,569.25m2)が本格稼働いたします。なお、今回の福島事業所設備拡張における総投資額は約15億円になります。

この度の設備拡張ではまず、事業所内に押出工場、アルマイト工場、組立工場に次ぐ4番目の工場として、加工専用の新工場を建設しました。新工場には、これまで押出工場内に設置していたアルミフレームの切断・加工設備を全て移設。さらに自動倉庫※1、高性能長尺切断機、高性能NC加工機、自動梱包機などを追加導入し、加工能力や作業効率を高めます。加えて秋ごろを目処に、押出工場に新型のアルミ押出機を導入し、アルミ押出生産能力を現状の月産400t/月から、最大800t/月まで引き上げます。新型押出機の稼働は2013年12月を予定しています。この設備拡張にともない、昨秋より雇用を拡大し、19名を新規採用しています。今後も稼働状況に応じて、新規雇用を計画していきます。
※1:自動倉庫:フレーム、パーツの入出庫、在庫をコンピューターで自動管理したシステム

当社では近年、太陽光発電事業に用いるソーラー取付架台やパワーコンディショナー※2収納ボックス、駅ホームの上家、待合室、サービスエリア内の喫煙ブースなど、構造物や建築物の受注・生産が増えています。現在は8インチの押出機(押出能力2,350t)1機を保有していますが、12インチの新型アルミ押出機(押出能力4,000t)を導入して2機体制とすることで、故障などによる不測の事態を回避するとともに、生産能力増、コスト削減など全体的な高効率化を図ります。また、これまで外部業者に生産を委託してきた一部の大型フレームも自社で生産できるようになるため、より高品質・低コスト・短納期での製品提供が可能になります。
※2:パワーコンディショナー:太陽電池などで発電した直流電力を、家庭で使える交流電力に変換する装置

FA(ファクトリーオートメーション)向けアルミ製機器製品および機械装置の製造、販売会社であるSUS株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長:石田保夫 www.sus.co.jp)は、フレームの締結部品にアルミ製ボルト・ナットを導入します。このほど、強度の高いアルミ製(A7050,A7N01)ボルト・ナットを自社で開発。来春までにフレームを含めた部材の"オールアルミ化"を進め、同素材を使うことによる製品の更なる品質向上を図ります。
アルミフレームは軽量かつ高い精度を持ち、さまざまな工業製品に利用されています。また耐食性も高く、リユース素材としても有用です。SUSでは、これらアルミの特性を生かし、生産現場の自動化や省力化を推進する製品として各種フレームや駆動系ユニット、制御機器などを製造・販売しています。一方、フレームの締結時に鉄製やステンレス製のボルト・ナットを用いると、フレームとの素材特性の違いから、使用環境や
条件によってはボルトの緩みや電気腐食が発生することがありました。SUSではこうした課題を解決するため、このたび高強度のアルミ製ボルト・ナットの開発に至りました。締結部材を"オールアルミ化"することで、より多様な環境下でアルミの素材特性を生かした製品を提供できるようになります。