admin: 2008年11月アーカイブ

高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)内の分煙化の取り組みとして設置が進んでいる"喫煙コーナー"の素材として、軽量で錆びにくく、デザイン性の高いアルミニウムが貢献しています。FA向けアルミ製機器製品および機械装置の設計開発・製造・販売を手がけるSUS(エスユウエス)株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長:石田保夫 URL: http://www.sus.co.jp)が製作したアルミニウム製"喫煙コーナー"が、このほど中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)エリア内のSA・PAに30棟採用されました。
アルミニウムは"軽量"、"錆びにくい"、"リユース・リサイクル性に優れる"、"組立・解体が容易"、"デザイン性が高い"など、様々な特長を持った素材です。こうしたアルミニウム独特の特長が注目され、分煙化をより進めるための視認性の確保や、屋外設置であることを前提としたSA・PAの喫煙コーナーとして採用されました。今回設置した喫煙コーナーは、アルミニウム押出材をフレームとした全面ガラス張りの建築物で、素材そのもののデザイン性を活かすことで、喫煙者に喫煙場所がすぐに分かるよう配慮しました。またデザイン性のみならず、アルミ素材はリユース・リサイクルが可能で溶接も不要なため、長期的な視点での省エネルギー効果が期待できます。
自治体の公道や公共施設での分煙化が社会的に広がるなか、NEXCO中日本でもお客さまの声を受け、昨年よりSA・PAの分煙化推進事業が進められてきました。アルミニウム製の喫煙コーナー設置は、これまで簡易ベンチによるすみ分けや鉄骨造の建築物が主流だった喫煙エリアを、より視認性が高く、喫煙者が利用しやすい環境に変えていくことを目的に計画したものです。今年4月から7月にかけてNEXCO中日本エリアの主要SA・PAに30棟採用されたほか、SUSでは同エリア内でまだ喫煙コーナーが設置されてないSA・PAへの採用を目指していく予定です。
地球温暖化問題への対応やCSR(企業の社会的責任)等の観点から、環境に配慮した事業活動が企業に求められているなか、環境循環型素材としてアルミニウムが注目されつつあります。SUS

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