本体サイト: 2012年11月アーカイブ

FA(ファクトリーオートメーション)向けアルミ製機器製品および機械装置の製造、販売会社であるSUS株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長:石田保夫 www.sus.co.jp)は、フレームの締結部品にアルミ製ボルト・ナットを導入します。このほど、強度の高いアルミ製(A7050,A7N01)ボルト・ナットを自社で開発。来春までにフレームを含めた部材の"オールアルミ化"を進め、同素材を使うことによる製品の更なる品質向上を図ります。
アルミフレームは軽量かつ高い精度を持ち、さまざまな工業製品に利用されています。また耐食性も高く、リユース素材としても有用です。SUSでは、これらアルミの特性を生かし、生産現場の自動化や省力化を推進する製品として各種フレームや駆動系ユニット、制御機器などを製造・販売しています。一方、フレームの締結時に鉄製やステンレス製のボルト・ナットを用いると、フレームとの素材特性の違いから、使用環境や
条件によってはボルトの緩みや電気腐食が発生することがありました。SUSではこうした課題を解決するため、このたび高強度のアルミ製ボルト・ナットの開発に至りました。締結部材を"オールアルミ化"することで、より多様な環境下でアルミの素材特性を生かした製品を提供できるようになります。