本体サイト: 2008年5月アーカイブ

フランスのクリスタルブランド・バカラの主催するバカラ展2008「光とキラメキ"はるかなる夢"」が、2008年5月13日(火)の三越日本橋本店を皮切りに始まります。今年のテーマは、光とキラメキ"はるかなる夢"。244年の歴史と時代を象徴したモダンデザインを追求することで"王者たちのクリスタル"と呼ばれる数々の作品を一堂に介した展示販売会が、今年1年を通じて日本全国の有名百貨店11ヵ所で開催されます。
SUS株式会社は、このバカラ展の特長のひとつ、幾重にも並ぶシャンデリアがつくり出す"光の回廊"を演出する、オリジナルのアルミ製展示ケースをバカラと共同で制作しました。バカラでは、展示ケースひとつにおいても"デザイン性"や"素材感"といった質に配慮し、シャンデリアをより美しく魅せるための空間全体の演出を常に追い求めています。今回、"アルミニウム"が展示ケースとして選ばれたのは、素材自体が持つシンプルかつ先鋭的なデザインがバカラの描く空間演出を実現するのにふさわしいと判断されたほか、繰り返し利用できるリユースに優れた"環境性"も世界的ブランドが注目した理由のひとつです。
SUSでは2006年、恵比寿ガーデンプレイスで開催された冬のシャンデリア・イルミネーションイベントでアルミ製の展示ケースを制作しました。同イベントでは、高さ約10m、幅6m×6mのオリジナル展示ケースが"世界最大級"といわれる約1.8トンのバカラ製シャンデリアを支え、見る人にアルミニウムの強度をアピールしました。さらに、この展示ケースは翌2007年の同イベントで再利用され、今年も利用が見込まれるなど、環境に優しい素材としてのアルミの有用性も訴求しています。
今回制作したケースは、こうしたアルミニウムによるオリジナルの構造物等を数多く手がけてきたSUSの空間構築ノウハウを駆使してつくられた展示ケースで、建築構造材としてのアルミの多様性を提案するものです。何度でも組立・解体できる利便性、環境性、そして強度を兼ね備えるだけでなく、アルミニウムの質感や柔らかさといった独特のデザインがシャンデリアを優しく包み込み、バカラ展の光とキラメキに満ちた世界を一層引きたてます。