admin: 2012年7月アーカイブ

FA向けアルミ製機器製品および機械装置の製造、販売会社であるSUS株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長:石田保夫 www.sus.co.jp)は、業界初となる表裏両面取付構造を採用したアルミフレーム製制御ラック「スケルトンラック」をこのほど開発、7月25日(水)より発売いたします。これまでにない省スペース・スピード・低価格を実現した「スケルトンラック」は、あまり進んでこなかった工場の制御盤システムの効率化を推進する製品です。

新発売する「スケルトンラック」の最大の特長は、独自に開発した表と裏の両面に機器が取り付けられるアルミ製DIN※1フレームを採用したことです。オリジナルDINフレームは、通常の両面タイプと配線ダクト付タイプ、下部への取り付けが容易な斜めタイプの3種類を用意しました。これらの機能的なフレームを使用することで、空間を立体的に活用でき、従来の制御盤と比べ約30%※2の省スペース化が可能になります。また、開発したオリジナルDINフレームは、押出材独自の断面設計が施されていることから、機器取り付け用のDINフレームでありながら剛性も確保されており、ラック全体の梁材としても機能しています。このため、従来の加工が必要な外箱や中板が不要になり、組立工数を大幅に短縮。トータルコストは従来品と比べ約4割※2削減可能です。また柱材やその他拡張フレームには、穴あけ加工済みのアイテムをラインアップ。梁材となる両面取付構造のDINフレームと、ネジ止めだけで誰でも簡単にラックを構築できます。価格は規格サイズが幅200mm×高さ200mmで2,580円(組立、設置費別途)からとなります。

※1 DIN規格:国際的に採用されているドイツ規格協会の工業規格
※2 一般的な鉄製制御ボックスと同じスペックを「スケルトンラック」で構築した際の自社独自調査

ecoms: 2014年11月: 月別アーカイブ