admin: 2007年11月アーカイブ

FA(ファクトリーオートメーション)向けアルミ製機器製品および機械装置の設計開発、製造、販売会社であるSUS 株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長:石田保夫 URL:http://www.sus.co.jp)はこのほど、FA 用パーツの製造工場をタイのランプーン県で建設いたします。なお、新工場は12月20日に竣工、来年1月から稼動させ、タイでの生産能力を現在の約2倍に引き上げる予定です。

SUS では、人件費が安く自動車業界や半導体業界の製造拠点が数多く集積するタイを、アジアを核とした海外事業展開における重要地域として位置付けており、2000年にナットの生産委託で進出、2001年には工場を建設し、自社による生産も手がけてきました。現在は、ランプーンに3社ある100%子会社でそれぞれ、ナットやブラケットといったFA 関連パーツを製造しています。こうしたなか、新工場の建設は、拡大するFA 向け製品需要に対応できる供給能力の強化と、生産効率の向上を図るものです。

このほど新工場には、子会社のうち主に焼結金属(ステンレスパウダー)製ナットを製造しているSUS(THAILAND)Co.,Ltd.(SUS タイランド)が移転し、機械設備を増設して、ナットのほかブラケット、プラスチック押出品などを製造します。また、2年から3年後には他の子会社2社の設備も完全に新工場に移転し、年産能力を現在の3倍まで引き上げる予定です。さらに当社では既にランプーンに約26ヘクタールの土地を取得しており、10年後の2017年にはタイ国内でアルミフレームからアクセサリーパーツの製造、組立てまで全てを自社でまかなえる『アルミランド』の構築を計画しています。なお、新工場での売り上げは、初年度2億バーツ(約7億円)を見込んでおり、5年後には4億バーツ(約14億円)を目指します。

アルミ製住宅および建築構造材メーカーのSUS株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長:石田保夫、www.sus.co.jp)は、"アルミが生み出す小規模店舗の未来形"をテーマに、「第5回 SUSアルミニウムアワード」を実施いたしました。このほど最優秀賞、その他10点の受賞作品を決定いたしましたので、ご案内いたします。

SUSでは、アルミが建築構造材として国の正式認可を受けた翌年の2003年より、アルミ建材を使ったアイデアを一般公募するアワードをスタートし、今年で5回目を迎えました。今回のアワードには、坂井直樹氏(コンセプター)、柏木博氏(武蔵野美術大学教授・デザイン評論家)、乾久美子氏(建築家)、および石田保夫(弊社代表 取締役社長)の4名を審査員に、2007年7月1日(日)よりアルミの特性を生かした機能的かつ美しく革新的な 小規模店舗のアイデアを募りました。その結果、プロ・アマチュアを問わず、日本以外にも、6カ国から応募があり、 質の高い作品が多く集まりました。今回の特徴として、アルミニウムの軽量さや加工のしやすさといった特性や 利点を生かした作品が多く見受けられ、応募者がアルミについてよく理解している様子が感じられました。

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