ecoms: 2011年9月アーカイブ

アルミ製住宅および建築用アルミ構造材の設計開発・製造・販売を手がけるSUS株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長:石田保夫 URL: www.sus.co.jp)ecoms(エコムス)事業部は、居住空間としての快適性と組み立ての簡易性を兼ね備えた仮設住宅ユニット「アルミテントハウス」を開発いたしました。大規模災害時の避難生活空間等での使用を見込み、自治体や団体向けに10 月3 日(月)より受注販売を開始いたします。

このほど開発した「アルミテントハウス」は、一辺が2.4m の正立方体を最小ユニットとするテント型の仮設住宅ユニットです。プレハブ住宅に引けを取らない快適な居住空間に加えて、簡易で、利便性が高いレジャー用テントの優位点を生かした製品です。災害時の避難生活空間として使用する場合にも、プライバシーが確保できるので、滞在期間が長くても明るく広い室内で、心地よく生活していただけます。

「アルミテントハウス」は、ひとつの収納ケースにアルミフレーム(8 本)やテント膜等の必要な部材が全て入っており、アルミのパイプフレームをジョイントと組み合わせていくだけで、大人が2 人いれば30 分程で組み立てることが可能です。天井高は2.4m 確保し、圧迫感を軽減するとともに、収納ケース自体をテントの床材として利用するなど工夫しました。床材とアルミフレームとで構造を支えているため、テントのようにペグ打ちによる固定は不要で、大掛かりな基礎工事も必要ありません。価格は最小ユニット(幅2.4m×高2.4m×奥行2.4m)で59 万円。オプションでLED 照明の追加や、ユニットを連結したタイプを製作することができ、利用人数や用途に合わせた居住空間を構築できます。新しいかたちの仮設住宅ユニット「アルミテントハウス」は、災害後すぐにプライバシーを保護できる快適な住空間を提供し、生活再建までの間様々なかたちで人々の生活をサポートします。