FA: 2014年12月アーカイブ

FA向けアルミ製機器製品および機械装置の設計開発、製造、販売会社であるSUS株式会社 (本社:静岡県静岡市 代表取締役社長:石田保夫)は、フィリピン共和国バタンガス州タヌアン市に、FA(ファクトリーオートメーション)事業を行う子会社Standard Units Supply Philippines Corporation (以下、SUS Philippines)を設立いたしました。2013年12月19日にフィリピン経済区庁(PEZA)の 認定を取得しており、2015年1月5日より本格稼働を開始します。

設立場所はマニラ近郊の工業団地First Philippine Industrial Park(以下、FPIP)で、英語能力や 人件費の安さから、主にエレクトロニクス分野の生産拠点の新設が目立つ地域です。
この度の新会社設立により、多くの日系メーカーが集積するFPIPにアルミプロファイルの切断・ 加工設備を備え、日本人営業スタッフとエンジニアが揃った販売拠点が誕生し、現地日系メーカーを迅速かつ綿密にサポートする体制が整いました。また、PEZA取得によって税関等の手続きも  簡略化されています。

SUSでは、「世界一のアルミプロファイルメーカーとなる」という目標を掲げた事業戦略に沿って海外事業を強化しており、2013年から2020年にかけて海外売上高比率を約1割向上させることを目指しています。このたびのSUS Philippinesの稼働開始により、日系メーカーの進出が相次ぐフィリピンのFA市場に本格参入し、アジアにおける事業強化を図ります。2015年度の売上目標は1.5億円で、2016年度には2億円まで拡大させる計画です。