SUS株式会社 アルミを進化させるSUS
SUS株式会社 アルミを進化させるSUS

ニュースリリース

2011年02月15日
[FA]

新構造アルミ製3D制御ボックスを開発

アルミフレームによる独自のスケルトン構造で省スペース化、軽量化、低価格化を実現

FA(ファクトリーオートメーション)向けアルミ製機器製品および機械装置の製造、販売会社であるSUS株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長:石田保夫 www.sus.co.jp)はこのほど、機械装置等の制御機器を省スペースで効率よく取付・設置できる3D構造の制御ボックス「C Box(コントロールボックス)スケルトンタイプ」を 開発、2月より受注販売を開始いたしました。

SUSがこのほど開発した「C Boxスケルトンタイプ」の最大の特長は、当社が強みを持つアルミ押出材を骨組みとして組み立てた制御盤の立体構造化です。通常、機械装置のコントロール機能が集約された制御ボックスは、平面上の中板に穴を開けてDINレールと呼ばれる機器取付具を設置し、DINレールの上に機械装置を組み付けます。ただ、中板には配線ダクトの収納スペースも確保しなければならず、機械装置の種類によっては制御盤の容積が大きくなり、スペースを必要としていました。

「C Box スケルトンタイプ」は、強度のあるアルミ構造材を新形状DINレールとして使用。DINレールが骨組みとして自立することで中板を一切必要としない3D構造の制御盤となりました。中板がないので面倒な穴加工工程が不要となったほか、空間を配線スペースとして活用できるため、制御盤の大きさが一般的な鉄製の制御ボックスに比べ最大で30%※小さくなりました。また、制御盤の外装部分にはアルミフレームと透明樹脂パネルを用いて中身を可視化。鉄製ボックスに比べて最大70%※の軽量化、同50%※の低価格化を実現しました。 商品展開は、外装カバーのない"スタンドタイプ"と外装カバー付きの"ボックスタイプ"の2タイプ。価格はそれぞれ3,870円~、8,330円~(組み付け、設置費別途)となります。
※一般的な鉄製制御ボックスと同じスペックを「C Boxスケルトンタイプ」で構築した際の自社独自調査による。

SUSではこれまで制御盤のボックス部分の製造・販売を主に行っておりましたが、より利便性を追求し、コストダウンを図るために、骨組み構造の「C Boxスケルトンタイプ」を開発しました。本製品の発売により、図面作成、部品調達、制御装置の組み付け、配線まで制御盤の作成一式を引き受ける受注体制をさらに強化し、包括的な販売・サービス体制を構築します。

くわしくはPDFファイルをご覧ください。[234KB]