SUS株式会社 アルミを進化させるSUS
SUS株式会社 アルミを進化させるSUS

ニュースリリース

2010年01月13日
[ecoms]

『SUSアルミ共生建築Competition』作品展覧会を会津ブランド館で開催

2010年1月19日(火)?2月11日(木・祝)まで。入場無料

アルミ製住宅・家具、建築構造材の製造販売を手がけるSUS株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長: 石田保夫、www.sus.co.jp)では、七日町通り(会津若松市)に現存する"蔵群"をモデルとしたデザインコンペティション『SUSアルミ共生建築Competition』の作品展覧会を、2010年1月19日(火)より会津ブランド館(同市七日町)にて開催いたします。会期は2月11日(木・祝)までで、入場料は無料です。

伝統的な建築様式として日本の景観を形成し、古くから親しまれてきた蔵は、重要な文化財として現在でも会津若松市内をはじめ日本のいたる地域に残されています。その一方で、生活様式の変化などの理由から、本来持つ機能的な役割が忘れられ、使われなくなったまま敷地の片隅に眠っている蔵も多く存在します。SUSでは、2002年よりアルミを建築構造材として製造・販売している経験から、永続的に利用が可能で環境にも優しい"アルミ"を、歴史的な建築である"蔵"に付加することで、互いの機能性が高められて「相利共生※」し、持続可能な社会における新しい建築物が実現し得ると考え、『SUSアルミ共生建築Competition』を実施いたしました。
※相利共生・・・異種の生物が行動的・生理的な結びつきをもち、1ヵ所に生活し、相互に利益のある状態。ヤドカリとイソギンチャク、アリとアブラムシなど共生の一種。

『SUSアルミ共生建築Competition』では、SUSにとって国内最大の製造拠点である福島事業所(須賀川市)にほど近い七日町通りまちなみ協議会にご後援いただくことで、七日町通りに実際に建つ蔵群をモデルとして建築空間デザインを一般公募しました。昨年7月1日(水)から9月30日(水)までの募集期間に寄せられた63点の作品は、渋川惠男氏(七日町通りまちなみ協議会会長)や北川原温氏(建築家・東京藝術大学教授)ら4人の審査委員により厳正な審査が行われ、最優秀賞(1点)、優秀賞(2点)が決定いたしました。

このほど開催いたします作品展覧会では、コンペティションのモデルとなった蔵群のある七日町の「会津ブランド館」にて、上記の入賞作品のほか、最終選考に残った作品を含む15作品をパネル展示いたします。この機会を通じ地域の皆様方に、身近な蔵がアルミという環境循環型素材によって美しくリファインされた姿や、アルミと蔵の特長を生かして拡張された機能性、また、生み出された空間の新しい使い道など、地域活性化も図った様々な提案をご覧いただきたいと考えております。

くわしくはPDFファイルをご覧ください。[341KB]