SUS株式会社 アルミを進化させるSUS
SUS株式会社 アルミを進化させるSUS

ニュースリリース

2007年11月19日
[FA]

タイに新工場を建設、「アルミランド」計画を視野に体制強化。

タイの気候に合わせた高床式、ウォールレスな“サステナブル工場”

FA(ファクトリーオートメーション)向けアルミ製機器製品および機械装置の設計開発、製造、販売会社であるSUS 株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長:石田保夫 URL:http://www.sus.co.jp)はこのほど、FA 用パーツの製造工場をタイのランプーン県で建設いたします。なお、新工場は12月20日に竣工、来年1月から稼動させ、タイでの生産能力を現在の約2倍に引き上げる予定です。

SUS では、人件費が安く自動車業界や半導体業界の製造拠点が数多く集積するタイを、アジアを核とした海外事業展開における重要地域として位置付けており、2000年にナットの生産委託で進出、2001年には工場を建設し、自社による生産も手がけてきました。現在は、ランプーンに3社ある100%子会社でそれぞれ、ナットやブラケットといったFA 関連パーツを製造しています。こうしたなか、新工場の建設は、拡大するFA 向け製品需要に対応できる供給能力の強化と、生産効率の向上を図るものです。

このほど新工場には、子会社のうち主に焼結金属(ステンレスパウダー)製ナットを製造しているSUS(THAILAND)Co.,Ltd.(SUS タイランド)が移転し、機械設備を増設して、ナットのほかブラケット、プラスチック押出品などを製造します。また、2年から3年後には他の子会社2社の設備も完全に新工場に移転し、年産能力を現在の3倍まで引き上げる予定です。さらに当社では既にランプーンに約26ヘクタールの土地を取得しており、10年後の2017年にはタイ国内でアルミフレームからアクセサリーパーツの製造、組立てまで全てを自社でまかなえる『アルミランド』の構築を計画しています。なお、新工場での売り上げは、初年度2億バーツ(約7億円)を見込んでおり、5年後には4億バーツ(約14億円)を目指します。

くわしくはPDFファイルをご覧ください。[200KB]