SUS株式会社 アルミを進化させるSUS
SUS株式会社 アルミを進化させるSUS

ニュースリリース

2006年03月14日
[ecoms]

日本初の「空中権」貸借ビジネス、ショールームがオープン。

狭小地の“空中部分”を有効活用

アルミ製住宅および建築用アルミ構造材の設計開発、製造、販売会社であるSUS(エスユウエス)株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長:石田保夫 URL: http://www.sus.co.jp)と建築企画・不動産開発を手がける株式会社フィル・カンパニー(東京都千代田区、代表取締役社長:松村方生)は、都市部において使用されていない「空中」を活用した貸借事業「フィル・パーク」を開発、第1号物件(東京ショールーム)を3月22日(水)に東京駅八重洲口にオープン致します。

「フィル・パーク」は、青空駐車場(一般の屋外駐車場。以下、「青空駐車場」とする)など狭小地の使用されていない「空中」を利用する権利、つまり「空中権」に着目した新しい事業で、駐車スペースの上部に立体空間を構築し、事業用不動産として賃貸するものです。家賃は周辺の店舗と同程度となりますが、通常は家賃の数か月分かかる保証金を"1ヵ月分"と大幅に低く設定することで、大企業だけでなく中小企業や個人らが、オフィスや実験店舗、サロン、スタジオなど様々なスタイルのビジネスにチャレンジできる"場"を提供していきます。

これまで青空駐車場は立地・形状などの問題から用途が限られてきましたが、こうした問題を解決するために建物の構造材にはアルミフレームを用いました。フレーム自体が外装、内装、構造材の役割を果たすことで、建物内部に支柱が必要なく、狭い土地や不整形な土地でも空間を最大限に活用して建築物を構築することができます。また、アルミフレームは軽量なため構築・移動・解体も容易で、100%リユースすることも可能なため、
再開発が決まるまでといった時限的な利用にも向いています。意匠性、デザイン性にも優れた部材であることから、都市の景観美化にも寄与できます。

このほど八重洲にオープンする「フィル・パーク」第1号物件はショールームとして、様々な業態のニーズに合わせた店舗のイメージを提案していくとともに、レイアウトや内装デザインの設計など実際に店舗をオープンするまでのサポートを行なっていきます。なお、SUSが資材の貸与を請け負い、フィル・カンパニーが遊休地や既設の駐車場を賃借、2階建て店舗をたてテナントを募集していきます。初年度の売上は4,500万円を見込んでおり、3年後には都内だけで60拠点、8億円の売上を目標としています。

くわしくはPDFファイルをご覧ください。[180KB]