SUS株式会社 アルミを進化させるSUS
SUS株式会社 アルミを進化させるSUS

ニュースリリース

2009年06月19日
[ecoms]

『SUSアルミ共生建築Competition』を開催

~9月30日(水)までデザインを募集~

アルミ製住宅・家具、建築構造材の製造販売を手がけるSUS株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長: 石田保夫、www.sus.co.jp)ecoms(エコムス)グループはこのほど、持続可能な社会における建築分野の「相利共生※」を考える『SUSアルミ共生建築Competition』を開催いたします。テーマは、"アルミと蔵"。環境循環型素材であるアルミニウムと、日本古来の建築様式である"蔵"とが相互に利益を有しながら共生する次世代社会の建築空間デザインを7月1日(水)から9月30日(水)まで募集します。
※相利共生・・・ 異種の生物が行動的・生理的な結びつきをもち、1ヵ所に生活し、相互に利益のある状態。ヤドカリとイソギンチャク、アリとアブラムシなど共生の一種。
アルミニウムは、「3R」(リデュース・リユース・リサイクル)に適しているほか、軽量ながら強度が高い、耐食性がよい、加工がしやすい、異素材との親和性が高いといった特長を持ち、環境循環型素材として建築・プロダクトの分野で利用が広がっています。SUSでは、アルミが建築構造材として認可された2002年より、"アルミを進化させる"をモットーに建築部材としてのアルミの研究に取り組み、公共の喫煙スペースなどを構築するアルミパッケージブースの販売やオールアルミ住宅の建設など、さまざまな用途・製品開発を行ってきました。
一方、伝統的な建築様式として日本の景観を形成し、古くから親しまれてきた"蔵"。漆喰などで仕上げられた独特の建築物は、重要な文化財として現在でも日本のいたる地域に残されています。その反面、生活様式の変化などにより、本来の機能的な役割は忘れられ、使われなくなったまま敷地の片隅に眠っている蔵も多く存在します。
今回開催する『SUSアルミ共生建築Competition』は、持続可能な社会の実現に向け、現在は使われていない古い建築物に新しい価値を付加し、未来へ残す試みです。永続的に利用可能な環境に優しい素材であるアルミと、朽ちつつある歴史的建築とを「相利共生」させることで、自然環境、文化、経済にとって無駄の少ないこれからの建築を考えます。
なお、本コンペティションの実施にあたり、テーマ対象となる"蔵"は、会津若松市の七日町通りに実在する"蔵"群を設定しました。審査は、北川原温氏(建築家・東京藝術大学教授)、渋川惠男氏(七日町通りまちなみ協議会会長)、飯嶋俊比古氏(構造家・飯島建築事務所代表)、石田保夫(SUS株式会社代表取締役社長)の4人の審査委員で行い、最優秀賞(1点、賞金100万円)、佳作(2点、賞金30万円)を選定いたします。

*コンペの詳細概要はPDFファイルをご参照ください

くわしくはPDFファイルをご覧ください。[283KB]